70 年代 ブリティッシュ ロック アーティスト

70 年代 ブリティッシュ ロック アーティスト

とがったバンドやダークでちょっとひねくれたバンドが登場した70年代のイギリス音楽。 こちらからどうぞ↓↓ 【ukロック史②】とがったバンドやダークでちょっとひねくれたバンドが登場した70年代のイギリス音楽 6 70年代ブリティッシュロックはなぜ1曲の演奏時間が長い 7 60年代半ば~70年代半ばの女性ロックシンガー 8 70年代~80年代の洋楽がわかりません 9 70年代~80年代の洋楽探しています。 10 70年代後半~80年代前半の洋楽曲でaorコンピレーションcdを作りた どこかで聞いたことがある70年代の洋楽ミュージシャンを有名だと思われる順に並べてまとめてみました。売れた曲や,テレビ,ラジオ,cm,番組で扱われた曲ほど上の方に表示しております。代表曲,ヒット曲,定番曲,名曲,ヒットソング,おすすめ,一番ソング,人気曲まとめサイト。 人気映画の影響もあり最近再注目を集めている70年代ロックバンド!最も人気のクイーンから70年代洋楽のロックスターまで!ロックの黄金期と言われている時代の人気ロックバンド調べましたのでたっぷりとご紹介いたします。懐かしいあの名曲も! カテゴリー「01-ブリティッシュ・ロック(1960-70年代)」の476件の記事 2017年3月26日 (日) テリー・リード (Terry Reid) 「The Other Side of The River」 英国のロック・ミュージシャン、テリー・リードが1973年に発表した「River」作成時の未発表曲やテイク違いの曲を収録したアルバムで、2016年に … ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの確立 ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの多様性 カンタベリー・ミュージック ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの本質 プログレッシヴ性:70年代のサンプルとして 80年代、90年代に入ってから70代の英国ロックを知りました。1)1曲がとても長いです。なぜですか。曲がながいとTV、ラジオではCM挿入上、とりあげづらいし、プロモーションビデオ(当時はなかったんでしょうが)も大変だと 歴史上最も偉大なハードロックのアーティスト100。米音楽チャンネル「vh1」が2000年に選出した歴代ランキング(洋楽)。代表曲や名盤の動画付き。1位ツェッペリン、2位ブラックサバス、3位ジミヘン。バンドやギタリストが対象 アーティストを探す. Macchi * 70年代ブリティッシュロック * 11:52 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark Every Picture Tells A Story/Rod Stewart(1971) 2015.06.07 Sunday 海外アーティスト - 質問は初めてです。よろしくお願いします。今、70~80年代のイギリスのB級バンドの曲を集めて、個人用のCDを作りたいと考えています。イメージしているのは、こんな楽曲です。 Fli(1/2) 次は我が日本の女性ロックアーティストの歴史を分けて説明したいと思います。①70年代以前1)日本の女性ロックヴォーカリストの起源日本の女性ロックヴォーカリストの起源、それは何と言っても、麻生レミでしょう。ブルーコメッツのメンバーとしてデビュー Amazonで大鷹 俊一のブリティッシュ・ロックの名盤100 (60~70年代編)。アマゾンならポイント還元本が多数。大鷹 俊一作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またブリティッシュ・ロックの名盤100 (60~70年代編)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 6 70年代ブリティッシュロックはなぜ1曲の演奏時間が長い 7 60年代半ば~70年代半ばの女性ロックシンガー 8 70年代~80年代の洋楽がわかりません 9 70年代~80年代の洋楽探しています。 10 70年代後半~80年代前半の洋楽曲でaorコンピレーションcdを作りた 70年代後半のパンク・ムーブメントへの反動からアコースティック色の強いサウンドが主流になり、それにレゲエ、ヒップホップ、ハウス、テクノといった要素が入りこんで混沌としていったのが80年代UKロックの特徴。 10位 The Clash / Rock the Casbah. 過去記事. 60~70年代の伝統的なr&bに影響を受けたソウルフルな歌声が魅力で、これまでに世界中で6,000万枚を超えるセールスを記録しています。 流行のサウンドが目まぐるしく移り変わる中、シンプルな「歌」の力でブレイクを果たした真の実力派ミュージシャンです。 Amazonで大鷹 俊一のブリティッシュ・ロックの名盤100 (60~70年代編)。アマゾンならポイント還元本が多数。大鷹 俊一作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またブリティッシュ・ロックの名盤100 (60~70年代編)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 1950年代に入ると、イギリスにアメリカのロックンロールが輸入され始めます。リトル・リチャードやエルビス・プレスリーらによる、明るくノリの良いロックンロールはイギリス国中を熱狂させ、英国内でもクリフ・リチャードなどのロックンロールを歌う歌手が誕生しました。 アメリカン・ロックンロール 1950年代、イギリスにアメリカのロックンロールが輸入され始めます。ハリウッド映画「Roc… 桑田佳祐、AAAコンサートで60~70年代ブリティッシュロック弾きまくり . フォーク・ロックの代表的アーティストには、ボブ・ディラン、バーズ、タートルズ、ママス&パパス、ボー・ブラメルズ、グラスルーツ、バッファロー・スプリングフィールドなどがいた。また1960年代末にはサンタナのラテン・ロックも登場した 。 反抗や闘いの矛先を見失った70年代、 ロック・アーティストは自己や世界や表現手段、 メディアなどを積極的に「構築」して時代や政治や権力と闘った! アメリカの黒人音楽とその歴史の強い影響を受けた 「ブリティッシュ・ロック」の闘い、 大西洋を挟んだアメリカで人種民族問 … 1982年発表。ロキシー・ミュージック最高傑作の呼び声の高い作品にして、ロック史上に残る名盤。このアルバム発表後、再び解散したことで最後のスタジオ・アルバムとなった。全英1位を … 次は我が日本の女性ロックアーティストの歴史を分けて説明したいと思います。①70年代以前1)日本の女性ロックヴォーカリストの起源日本の女性ロックヴォーカリストの起源、それは何と言っても、麻生レミでしょう。ブルーコメッツのメンバーとしてデビュー クラプトンのエレクトリック・ブルース・ギターのハイライトと言える超名曲「クロスロード」(伝説のブルース・マン、Robert Johnson作)、人気曲「ホワイト・ルーム」収録の大名盤。, 本作が全英3位、全米ではなんと1位を記録したことにより、ハード・ロックの幕がいよいよ上がることになった記念碑。, ヤード・バーズを脱退したジェフ・ベックが、来るべき「ハード・ロック」の時代をいち早く嗅ぎ、ロッド・スチュワート(Vo)を看板ヴォーカリストに結成したグループ。, ロン・ウッド(b)とミック・ウォーラー(dr)による屈強なリズム隊に対して自由奔放に、そして鋭角に斬り込みかけるベックのリード・ギターが何より素晴らしい。, レッド・ツェッペリンより1年早く、ギターとヴォーカルのコンビネーション、屈強なリズム隊とのソリッドなアンサンブルによる「ハード・ロック」サウンドを確立した傑作。, マイナーながらも数多くのブリティッシュ・ロック名作を残すガーヴィッツ兄弟のキャリア出発点となったグループによる68年デビュー作。, 代表曲「Race With Devil」は、オープニングの荘厳な男声コーラスから、疾走感溢れるヘヴィなアンサンブルへと雪崩れ込み、まがまがしく笑い声を発するヴォーカル、狂乱を煽るホーン・セクションも加わっては混沌としてウネリまくる荘厳な名曲。, サイケデリック・ロックをハード化し、さらにプログレッシヴ・ロックの先陣を切ったとも言える荘厳なサウンドは、とても68年作とは思えない完成度。, 英ハードを紐解く上で、ツェッペリンの1stにも引けを取らない元祖英ハードの名作でしょう。, そんな中、アイルランドから登場したのが、名ギタリストのロリー・ギャラガーが率いるハード・ロック・トリオのテイスト。, 「ポスト・クリーム」として注目を集める中でリリースされた69年のデビュー作で、クリームと同じく、ブルース~R&Bをベースにハード・ロックへとラウド化したサウンドを聴かせるハード・ロック最初期の名作。, クリーム、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスがハード・ロックの礎を築いた67年からまだ2年しか過ぎていない69年、いよいよレッド・ツェッペリンが登場し、「ハード・ロック」がいよいよメインストリームへと躍り出ます。, ジェフ・ベックに先を越されながらも最強の4人によって作り上げた新たなロックの形。このズシリとした重みとキレのあるスピード感の融合こそハード・ロックの原点であり、すでに理想型。, ジェフのキレキレのギター、ロッド・スチュワートの熱いシャウト・ヴォーカル、そして思わず体が揺れるグルーヴ!, 50年代末からロンドンのR&Bシーンで活躍していたディック・ヘクストール=スミスとジョン・ハイズマンらロンドンのR&Bシーンで活躍していた猛者たちもハード化。, ブルース~R&B~ブルース・ロック~ジャズ・ロックへと進化したロンドンのクラブシーンの熱気をすべて吸い込んだ、まさにブリティッシュ・ロックのDNAが濃密に詰まったR&B進化系ハードの名作!, 超絶ギタリストのトニー・ヒルと、後にHAWKWIND~THIRD EAR BANDで活躍するヴァイオリン奏者のサイモン・ハウスを中心とするグループによる69年デビュー作。, 引きずるようにヘヴィなリズム隊をバックに、暴力的なまでに歪んだファズ・ギターとスリリングなヴァイオリンが時にサイケデリックに沈み込み、時にエキセントリックなバトルを炸裂!, 混沌とした中から浮かび上がる英国的な叙情性も見事だし、マイナーながらレイト60s屈指の英ハード傑作。, マイク・ハリスン&ゲイリー・ライトによるツイン・キーボード&ヴォーカルとルーサー・グロヴナーのスリリングなギターを中心としたソリッドなアンサンブルが魅力のグループ。, ウネリを上げるオルガン、エッジの効いたヘヴィなギター、ソウルフルなヴォーカルががっちりと組み合わさったアンサンブルは、レッド・ツェッペリンやジェフ・ベック・グループにも引けを取らないテンション!, 「マシンガン・ピッキング」と評された元祖速弾きギタリスト、アルヴィン・リー率いるグループで、「ウッドストック・フェス」への出演をはじめ、アメリカでも人気を得たグループ。, ジャズのエッセンスを入れた前作から一転し、ソリッドなハード・ロックを聴かせる69年の代表作4thアルバム。, アルヴィン・リーのスリリングなギターは言わずもがなですが、レオ・ライオンズのアグレッシヴに暴走するベースもまた凄い!, レッド・ツェッペリンが1stからわずか9ヶ月後の69年10月にリリースした2ndが英米で1位を記録するなど、破竹の勢いでメインストリームを飲み込んだ結果、百花繚乱のハード・ロックの時代となった1970年の名作をピックアップいたしましょう。, 70年2月のデビュー作からわずか7ヶ月後の70年9月にリリースされた2ndにして代表作。, レイト60sのサイケデリック・ムーヴメントの時代から地下で渦巻くアングラ臭をプンプンさせながら、ツェッペリンをも凌駕するスピード感で聴き手をなぎ倒すように突き進む「ハード・ロック」というより「ヘヴィ・ロック」といった方がしっくりくる悶絶の傑作。, 68年にアート・ロック・バンドとしてデビューしたディープ・パープルが、ヘヴィかつエキセントリックなシャウトを持つヴォーカリスト、イアン・ギランを迎え、第2期ディープ・パープルとしてハード・ロックへと舵を切り、ハード・ロックの第一線へと躍り出た名作。, 抜群のタイム感でスリリングなフレーズを次々に繰り出すリッチー・ブラックモアのギター、格調高くもアグレッシヴにウネリを上げるジョン・ロードのオルガン、そして、ラウドな演奏に一歩も引かない、まるでアンプで増幅したようなイアン・ギランのヴォーカル。, アレクシス・コーナーにより命名された通り、ロンドンのブルース・シーンから出てきたグループ。, 68年のデビュー時はブルース・ロックを聴かせていましたが、ソリッド&メロウな「オール・ライト・ナウ」の大ヒットにより、一躍ハード・ロック・シーンの最前線へと躍り出た70年作3rd。, 初期のいぶし銀のブルース・フレイヴァーは残しつつ、ポール・コゾフによる炸裂する泣きのギター、アンディ・フレイヴァーの歌うベース、カリスマ性みなぎるポール・ロジャーズの芳醇な歌声など、ハード・ロックの持つ魅力の一つ「叙情性」がこれでもかと詰まったサウンドが絶品。, ケン・ヘンズレー、デヴィッド・バイロン率いる、後のNWOBHMへの礎を築いたとも言えるドラマティックなハード・ロックの元祖と言えるグループ。, 連打するドラム、エッジの立ったスリリングなギター、荘厳なオルガン、ハイ・トーンのエモーショナルなシャウト・ヴォーカル、溢れるメロトロン。, 英ハード・ロックの魅力の一つがツイン・リード・ギター。その元祖と言えるのがこちらのグループですね。70年のデビュー作。, メロディアスなフレーズが時に柔らかに交差し、時にエモーショナル溢れるハーモニーを奏でる。, アンディ・パウエル、テッド・ターナーの二人のギタリストによるドラマティックなせめぎ合いに興奮しっぱなし!, NICEのキース・エマーソン、KING CRIMSONのグレッグ・レイク、ATOMIC ROOSTERのカール・パーマーによって結成され、ギターレスのキーボード・トリオという変則的な編成ながら、ギター主体のハード・ロック・バンドに引けを取らない「ハード・ロック」を鳴らした名グループ。70年のデビュー作。, オープニングの「未開人」から、これでもかと攻撃的なオルガンと荒削りに突き進むリズム隊とが渾然一体となり、ギターレスとは思えないエネルギッシュなハード・ロックで聴き手を飲み込みます。, 後にアトミック・ルースターやカクタスで活躍する名ヴォーカリスト、ピーター・フレンチの熱気溢れるヴォーカルが魅力の英ハード・グループ。デッカより71年にリリースされた唯一作。, フリーのリズム隊も在籍したヘヴィ・ブルース・ロック・バンド、ブラック・キャット・ボーンズが母体で、ヘヴィ&ブルージーな演奏もまた魅力的。, 「ハード・ロック」、「ジャズ・ロック」、「プログレッシヴ・ロック」などロックの進化とともに、「シングル」から「アルバム」へと『作品』としての芸術性に光が当たるようになった60年代末から70年代はじめのブリティッシュ・ロック・シーン。, 実験精神やアーティスティックな感性を持った数多くのバンドがアンダーグラウンドで活動をはじめ、それらのバンドを発掘してひと儲けするべく、メジャー・レーベルの傘下にアンダーグラウンド専門のレーベルが設立されます。, その中でも人気のレーベルが、フィリップス傘下のヴァーティゴとEMI傘下のハーヴェスト。, 最後に、ヴァーティゴ、ハーヴェストから1970年にリリースされたハード・ロック作品をピックアップします。, 元ジェフ・ベック・グループのドラマー、トニー・ニューマンが結成したハード・ロック・トリオ。, 引きずるようなギター・リフを主体とした、英国らしい気だるくヘヴィなブルース・ハードがカッコ良し。, 後にホワイトスネイクでも活躍するギタリストのミッキー・ムーディー、名ヴォーカリストのポール・ウィリアムスが加入した新生ジューシー・ルーシーがVERTIGOより70年にリリースした2nd。, スワンプ・ロックのエッセンスを注入した泥臭いハード・ロックからはこれでもかとアクがでていて実に強烈!, PATTOは、TIMEBOXを前身に70年にロンドンで結成。TIMEBOXは、60年代末にDERAMレーベルなどにシングルを残したR&Bロック~サイケ・ポップ・バンド。, Key奏者が脱退したことを期に、よりプログレッシヴなサウンドを指向し、PATTOに改名。新興のVertigoレーベルと契約し、70年にリリースしたデビュー作がこちら。, コシのあるトーンのブルージー&メロウなサウンドとジャズ・ピアノのように流れるようなフレージングが魅力のオリー・ハルソールのギター。そして、マイク・パトゥの張りのあるソウルフルなヴォーカルが魅力のスリリングかつ哀愁に溢れた英国らしいハード・ロック佳曲が満載の名作!, ジャジー&ソウルフルなブリティッシュ・ハード・ロック・バンドPATTOの1st『PATTO』と2nd『HOLD YOUR FIRE』。, 後にSUN TREADERを経てBRAND Xで活躍するピート・ロビンソン(Key)、HARD STUFF~ROXY MUSICで活躍するジョン・グスタフソン(Bass)、STRAPPS~GILLANへと参加するミック・アンダーウッド(dr)によるキーボード・トリオ。Harvestレーベルからの70年作。, EL&Pと同じく、ギターレスながら、ギター主体のハード・ロックに一歩も引かないヘヴィネスで突っ走るサウンドが印象的。, 70年以降のブリティッシュ・ハード・ロックについてはこちらのジュークボックスでチェック是非!, エッジの立ったギターがスピーディーなリフを刻むスリリングなハード・ロックをテーマに、世界のロックを探求!, NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの70年デビューアルバム。のっけからバルトークのクラシック曲を肉感的で屈折したオルガン・ロックにアレンジし、全体的に荒削りながらバンド結成最初期の勢いを感じさせます。また攻撃的なオルガン・ロック、ジャジーなピアノ・インプロヴィゼーションに留まらず、当時最先端テクノロジーであり、後の彼らの作品に大きな個性と彩を添えることになるモーグのモノシンセが咆哮する人気のバラード「ラッキー・マン」など、先鋭的なアイディアを閉じ込めた名盤となっています。, ブルース・ロックからハード・ロックへの流れの中で、圧倒的な音圧で他のバンドをなぎ倒し、一気にシーンの先頭へと躍り出た怪物デビュー作。冴え渡るJimmy Pageのギター・リフ、Robert Plantの超絶シャウト・ヴォーカル、鋼のようなリズム隊。たった4人で生み出しているとは信じられない鋼鉄のサウンドで迫る傑作。, ペーパーケース仕様、69年の未発表ライヴ音源収録ディスクを含む2枚組、ジミー・ペイジ監修による14年デジタル・リマスター、外ビニール裏に曲目シール付き、定価2800+税, 超絶ギタリストTony Hillと、後にHAWKWIND〜THIRD EAR BANDで活躍するヴァイオリン奏者Simon Houseを中心とする英ハード・ロック・グループ。69年作の1st。引きずるようにヘヴィなリズム隊をバックに、暴力的なまでに歪んだファズ・ギターとスリリングなヴァイオリンが時にサイケデリックに沈み込み、時にエキセントリックなバトルを炸裂させる。混沌とした中から浮かび上がる英国的な叙情性など、これぞブリティッシュ・ロックな深みも見事。Tony Hillはそれほど有名ではりませんが、テクニックとセンスはかなりのもの。重たく歪んだリフから流麗なアルペジオ、メロディアスなソロまでどれもがハイ・レベルです。Simon Houseのヴァイオリンもさすがの一言で、静のパートでは流れるように美しいソロでドラマティックに、動のパートではスリリングなプレイで緊張感を増幅させています。英サイケ・ハードの傑作。, 後にSUN TREADERを経てBRAND Xへと加入することとなるPete Robinson、HARD STUFF、ROXY MUSICなどで活躍するJohn Gustafson、STRAPPS、GILLANへと参加するMick Underwoodによるキーボード・トリオ。Harvestレーベルからの70年作。その内容はハード・ロックを基本にクラシックやジャズなどの手法も使い分けるPete Robinsonのオルガンをメインに据えたヘヴィー・ロックの名作であり、オルガンのほかにピアノやハープシコードなどで巧みに表情を変え、楽曲によってはストリングスも導入したシンフォニック・ロック的な音楽性も聴かせます。, デジパック仕様、Peter Robinson自身による5.1 SURROUND SOUNDミックス音源を収録したDVDをプラスしたCD+DVDの2枚組、NTSC方式、リージョンフリー, 68年8月発表の、スタジオ盤とライヴ盤を合わせた、彼らの唯一の二枚組みアルバムであり、最大の意欲作。スタジオにおける実験性や革新性と、怒濤の如く白熱した演奏が詰まったアルバムです。プロデュースは引き続きFelix Pappalardi。より脱ブルース色を狙ったロック・アルバムとなっており、時代の風を受けたカオスティックなジャケット共々、いかにも68年当時らしいサイケデリックな実験色の濃い楽曲を多く収録しています。今日においても決して解り易いとは言えない本作が、全米第1位を記録し得たことは、ロック史上特筆すべきことでしょう。内容の方はスタジオ編、ライヴ編が各1枚づつという2枚組。ライヴ感覚旺盛な後半ではERIC CLAPTONのギター・リフがカッコイイ超名曲「CROSSROAD」(伝説のブルースマン、ROBERTJOHNSON作)、前者のスタジオ編では人気曲「WHITE ROOM」が聴きどころ。ジャジーでブルージーなインプロヴィゼーションが冴え渡る屈指の大名盤です!, 70年にVertigoレーベルよりリリースの2nd。グループを代表する「Paranoid」や人気ナンバー「War Pig」など、後のブリティッシュ・ヘヴィ・メタルへとつながる古典といえる名曲を多数収録した傑作。キーフによるジャケットも素晴らしい。, Eric Clapton、Jack Bruce、Ginger Bakerによる最強トリオ。67年作2nd。代表曲「Sunshine Love」など、ブルース、ジャズ、サイケが渦巻くインスト・バトルとキャッチーなメロディが共存した光り輝く名曲・佳曲揃い。ロック史に燦然と輝く名盤。, 英国ブルースHRの礎を作った名バンド、FREEの代表作。1970年発表、3RDアルバム。まず、タイトル曲「FIRE AND WATER」が最高。リズム隊の骨太なグルーヴに、ソウルフルなポール・ロジャースのヴォーカルが映えるサビはもちろんのこと、その後に続くポール・コゾフによる哀愁溢れるメロディアスなギターソロが溜まりません。ピアノがバックで転がっているのもナイス!FREEの代名詞的名曲「ALL LIGHT NOW」は、ポール・コゾフが刻む、シンプル且つキャッチーなギターリフが心地良く響きます。従来のブルース・ロックにはない溌剌としたエネルギーが満ちており、聴くたびに活力が沸いて来ます。他の楽曲も総じて素晴らしく、正に英国ブルースHRの入り口たる名盤です。, 驚愕のスーパー・ギタリスト、ジェフ・ベックがロッド・スチュワート、ロン・ウッド、ニッキー・ホプキンス達と組んだ世紀のスーパー・グループ。1969年発表の歴史的名盤。, 71年にVertigoレーベルより発売された記念すべき1stアルバム。オリー・ハルソールのムーディーなギターとマイク・パトゥのソウルフルなヴォーカルのからみがドラマティックな1曲目からいきなりトップギアで、続くハード・ドライヴィングなナンバーで興奮はすでに最高潮。4曲目のエキサイティングなアドリブ・パートにもう卒倒です。5曲目以降も熱演続きで、時にハードに時にジャジーに暴れまわるリズム隊もマイクとオリーに負けず劣らずの熱演。狭〜い地下スタジオで上半身裸、汗だらだら流しながら演奏するバンドの姿が目に浮かびます。70年代初期のブリティッシュ・ハード・ロックを代表する名作。, 67年リリースの衝撃のデビュー作。「Foxy Lady」「Manic Depression」「Red House」と続く冒頭の3曲から、もう強力!強力!ブルースに根ざしながらダイナミックでキャッチーな楽曲。とめどなく音が溢れるイマジネーションいっぱいのギター。この作品が無ければ、ロック史は全く違ったものになっていたでしょう。これぞ金字塔。, デジパック仕様、CD+DVDの2枚組、デジタル・リマスター、DVDはNTSC方式、リージョン2、日本語字幕あり、定価3780, ヘヴィ・ブルース・ロック・バンド、BLACK CAT BONESを母体として結成されたグループ。本作はDECCAから71年にリリースされた唯一のアルバム。BLACK CAT BONES譲りのヘヴィ&ブルージーな演奏にピーター・フレンチの熱気溢れるヴォーカルが絡む骨太なブリティッシュ・ハード・ロック。, ケン・ヘンズレー、デヴィッド・バイロン率いる初期英国ハード・ロック・シーンを牽引した名グループ。Vertigoレーベルよりリリースされた70年1st。手数が多くヘヴィなドラムを土台に、ギターとオルガンが引きずるように荘厳なリフを放ち、エモーショナルなハイトーン・ヴォーカルが炸裂する!メロトロンを使った楽曲など、後のドラマチックな音楽性も覗かせますが、冒頭に配された代表曲「GYPSY」のように重さと疾走感が共存した荘厳なハード・ロックこそ本作の肝。オルガンとギターが一体となって生み出すダークなグルーヴ、そこを切り裂くハイトーン・シャウトはこれぞ英国ハードの王道と言えるでしょう。聴き逃し厳禁な英ハード屈指の名作!, 70年代の英国を代表するブリティッシュ・ロック・グループ、70年のデビュー作。二人のギタリストによるツイン・リードがバンド最大の武器で、メロディアスなフレーズが時に交差し、時にハーモニーを奏でます。複雑な転調などドラマティックな曲構成とともに、フォークをルーツとした牧歌的なメロディも持ち味です。ハイライトはラストに配された「PHOENIX」。仰々しいドラムによるイントロから幕を開けると、その後は全編で、Andy Powell、Ted Turnerによるツイン・リード・ギターが哀愁のメロディを奏でます。特に中盤、テンポアップしてからがクライマックス。大嵐がやってきたかのような暴れっぷりのドラムに乗って、二人のギタリストによるせめぎ合いに興奮しっぱなし!10分の大作ながら、グイグイ引きこまれていき、あっという間に終わってしまいます。デビュー作ながら、この時点で、バンドの個性は完成されており、いきなり「ARGUS」から入った方には是非とも体験して頂きたいアルバムです。, Vertigoレーベルから70年に発表された2ndアルバム。黒人ヴォーカリストのRay Owenに代わり、元ZOOT MONEYのPaul Willimasが加入。アクの強さは薄まり、ソウルフル&ブルージーに幾分洗練された印象(と言っても、まだまだ濃いですが・・・)。グルーヴィーなR&Bロック、ブルージーなハード・ロック、アーシーなスワンプ・ロックまで、一筋縄ではいかないVertigoらしいくせ者グループ。確かな技術に支えられた迫力ある演奏もインパクト大。, 世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。, MOON SAFARIを筆頭に、クリムゾンやジェネシスなど往年のプログレ・グループのDNAとともに豊かなメロディ・センスを持ったバンドを続々と輩出しているスウェーデンの00年代以降のプログレ・シーンにフォーカス!, PATTOの70年作1st『PATTO』と71年作2nd『HOLD YOUR FIRE』 【オリー・ハルソール特集1】, COLUMN THE REFLECTION 第32回 12月に聞く名盤、クリスマスが来ると思い出すムーディー・ブルースの『童夢』 ~2020年、特別な思いで聞くクリスマス・キャロル~ 文・後藤秀樹, T.レックス『スライダー』から出発する、セクシーな男性ヴォーカルが魅力のアルバム探求☆, 9月1日、中古CD220枚が入荷しました!各地よりおすすめハード・ロック盤をセレクト♪, 舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第四十六回 WHITE WILLOW『EX TENEBRIS』(ノルウェー), 「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第三十四回 コロナの記憶:どうしてビル・リーフリンを忘れられないのだろう【前篇】 トーヤ&フリップ「夫婦善哉」への道  文・市川哲史, 1月19日、197枚の中古CDが入荷しました!アメリカン・ロック/プログレからオススメをセレクト☆, 9月17日、268枚の中古CDが入荷しました!ニッチなユーロ・ロックが大充実♪知られざるオルガン・ロックをピックアップ。, 50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第1回:BARCLAY JAMES HARVEST『ONCE AGAIN』, <カケハシ・レコード創業20周年記念企画>カケレコのあゆみ~2014年はどんな年だった?~, 「音楽歳時記」 第七十一回 12月 ブラック・マジック・クリスマス 文・深民淳, 【新作追加】プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!, 【新作追加】「若い者には負けちゃいられん!」とばかりの、往年の名バンド達による貫禄の新作群を探求!, 【タイトル追加】気になるあのアーティストを一気聴き!アーティスト別BOXセット特集☆, キング・クリムゾン『レッド』から出発、フリップ直系の緊張感みなぎるギターが炸裂するプログレ探求☆, 【改訂】アメリカン・ロック好きにもきっと響く!英国的なリリカルさと米国的なコクが同居する、米憧憬の英ロック名作選!, 【作品追加】HATFIELD & THE NORTHを起点に、コケティッシュな女性Voのスキャット映えるジャズ・ロックを探求!. 天才ギタリストのヤン・アッカーマンを擁していたフォーカスは、巧妙な音楽スタイルで当時としては珍しいインストゥルメンタル系で成功し、70年代においてオランダを代表するバンドとなっていた。1 セックス・ピストルズ (Sex Pistols) は、イングランド出身のパンク・ロックバンド。1 1970年代後半にロンドンで勃興した、パンク/ニュー・ウェイヴ・ムーヴメントを代表する象徴的グループ。� 振り返ってみればちょっとミーハーなチョイスではありますが、今でも懐かしいアルバムばかりです。 70年「 いとしのレイラ 」デレク&ザ・ドミノス 71年「 レッド・ツェッペリンIV 」レッド・ツェッペリン 72年「 マシン・ヘッド 」ディープ・パープル シェア. 歴史上最も偉大なハードロックのアーティスト100。米音楽チャンネル「vh1」が2000年に選出した歴代ランキング(洋楽)。代表曲や名盤の動画付き。1位ツェッペリン、2位ブラックサバス、3位ジミヘン。バンドやギタリストが対象 ブリティッシュ・ロック60~70年代編では、ビートルズやレッド・ツェッペリンといった王道ロックから、各種ビート・グループ、グラムやプログレの基本アイテム、エリック・クラプトン関連の諸作などについて取り上げています。 ロックの傑作に出会うための最初の1冊としてぜひ活 … 海外アーティスト - 質問は初めてです。よろしくお願いします。今、70~80年代のイギリスのB級バンドの曲を集めて、個人用のCDを作りたいと考えています。イメージしているのは、こんな楽曲です。 Fli(1/2) フォーク・ロックの代表的アーティストには、ボブ・ディラン、バーズ、タートルズ、ママス&パパス、ボー・ブラメルズ、グラスルーツ、バッファロー・スプリングフィールドなどがいた。また1960年代末にはサンタナのラテン・ロックも登場した 。 80年代UKロックの定番ソング10選. ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの確立 ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの多様性 カンタベリー・ミュージック ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの本質 プログレッシヴ性:70年代のサンプルとして 次は女性ロックアーティストの歴史を4回ぐらいに分けて説明したいと思います。今回は60年代から70年代にかけてです。①女性ロックアーティストの起源女性ロックアーティストの起源は誰でしょうか?はやり、60年代後半に活躍したジャニス・ジョップリン 80年代UKロックの定番ソング10選. 酔いどれ詩人と呼ばれた奇才トム・ウェイツのデビューアルバム『クロージング・タイム』は70年代ロックを代表する傑作 2016.09.16 18:00 70年代後半のパンク・ムーブメントへの反動からアコースティック色の強いサウンドが主流になり、それにレゲエ、ヒップホップ、ハウス、テクノといった要素が入りこんで混沌としていったのが80年代UKロックの特徴。 10位 The Clash / Rock the … ブリティッシュロック; ブリティッシュロック; ukプログレッシヴ・ロックの70年代vol.2; ディスクユニオン; progressive rock; ブリティッシュロック; カンタベリー; ukプログレッシヴ・ロックの70年代vol.2; ディスクユニオン; progressive rock; ブリティッシュロック 次は女性ロックアーティストの歴史を4回ぐらいに分けて説明したいと思います。今回は60年代から70年代にかけてです。①女性ロックアーティストの起源女性ロックアーティストの起源は誰でしょうか?はやり、60年代後半に活躍したジャニス・ジョップリン 70年代. ブリティッシュロック; ブリティッシュロック; ukプログレッシヴ・ロックの70年代vol.2; ディスクユニオン; progressive rock; ブリティッシュロック; カンタベリー; ukプログレッシヴ・ロックの70年代vol.2; ディスクユニオン; progressive rock; ブリティッシュロック ロック黎明期の60~70年代は、イギリスを中心に、多くのアーティストたちが競うようにして独自の美学を形成し、 今もって数多くの名盤といわれる作品を生み出した。これが80年代に入ると、音楽は商業としてみなされて、 かつてアートであったロックは商品として生み出されるように … 海外アーティスト - 質問は初めてです。よろしくお願いします。今、70~80年代のイギリスのB級バンドの曲を集めて、個人用のCDを作りたいと考えています。イメージしているのは、こんな楽曲です。 Fli(1/2) ツイート. アーティストを探す. ツイート. 海外アーティスト - 質問は初めてです。よろしくお願いします。今、70~80年代のイギリスのB級バンドの曲を集めて、個人用のCDを作りたいと考えています。イメージしているのは、こんな楽曲です。 Fli(1/2) 桑田佳祐、AAAコンサートで60~70年代ブリティッシュロック弾きまくり . ブリティッシュロックバンド、ブラック・ウィドウの1st。1970年作 Dr.Zなどとともに、70年代英国ロックのアンダーグラウンドシーンで、 異彩を放った、いわば黒魔術系の世界観をもったバンドとして語 … 70年代に入るとオースティンに移住するアーティストは増えるが、そのアーティストたちの受け皿が当初は老舗クラブの『スレッギルズ』(ジャニス・ジョプリンはここで腕を磨いた)であり、『アルマジロ・ワールド・ヘッドクォーター』だったのである。 どこかで聞いたことがある70年代の洋楽ミュージシャンを有名だと思われる順に並べてまとめてみました。売れた曲や,テレビ,ラジオ,cm,番組で扱われた曲ほど上の方に表示しております。代表曲,ヒット曲,定番曲,名曲,ヒットソング,おすすめ,一番ソング,人気曲まとめサイト。 Rolling Stones ローリング・ストーンズ / It's Only Rock 'N Roll イッツ・オンリー・ロックン・ロール | US盤 1970年代後半に人気絶頂だったパンクバンド「The Jam」を解散したポールウェラーがキーボード奏者のミック・タルボットと1983年に立ち上げたのが「The Style Council(スタイルカウンシル)」です。T シェア. 80年代、90年代に入ってから70代の英国ロックを知りました。1)1曲がとても長いです。なぜですか。曲がながいとTV、ラジオではCM挿入上、とりあげづらいし、プロモーションビデオ(当時はなかったんでしょうが)も大変だと 「サイケ・ムーヴメントの中での表現欲増大=インプロビゼーション」と「アンプの進化=音のラウド化」とのビッグバンにより誕生したブリティッシュ・ハード・ロック。 その67年に生まれた2大傑作と言えるのが、CREAM『Disraeli Gears カラフル・クリーム』とJIMI HENDRIX EXPERIENCE『Are You Experienced ?』! 2004.12.13 0:00. 音楽史における70年代という時代は人々の記憶に確かな形で残っている。ザ・ビートルズが解散し、T.レックスやデヴィッド・ボウイ、スレイド等のグラム・ロック系アーティストが登場した他、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバスといったバンドは飛ぶようにレコードを売り上げていた。更にイエス、ELP(エマーソン、レイク&パーマー)、マイク・オールドフィールド、ジェネシスといったプログレッシヴ・ロック勢も登場した。対抗するかのようにディスコ系ではELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)、アバらがシーンに姿を現した。その後はパンク、そしてジョイ・ディヴィジョン等のポスト・パンク系、更には2トーンというジャンルも登場。そして、ボブ・マーリーやイーグルスもいた。そして誰もがロンドン・ブーツとホット・パンツを履いていた。それが格好よかったのだろう・・・きっと。, 現代の若者にとってアデルやエド・シーランが全てなのだろうか? いいや、大衆に受け入られるアーティストの陰には素晴らしい音楽を作り続ける多くのアーティストたちが存在しているのも事実だ。それは70年代の頃も同じだったと言える。才能のあるバンドは何千もの観客の前で演奏し、素晴らしいアルバムを世に出し、そしてやがては消えていった。今や減り続けるマニアックな愛好家たちにとっては懐かしいアーティストも、同時期に一世を風靡した人気者たちと同等の扱いを受けるに値しながら、ロックの歴史家たちにとってはその存在すら無視されていることがある。今からご紹介するアーティストたちは、70年代の忘れられた英雄たちだ。彼らを思い出し、そして改めて彼らの魅力に迫ってみよう。, 天才ギタリストのヤン・アッカーマンを擁していたフォーカスは、巧妙な音楽スタイルで当時としては珍しいインストゥルメンタル系で成功し、70年代においてオランダを代表するバンドとなっていた。1969年に結成したフォーカスはシングル「House Of The King」で注目を集め、イギリスでは4つものテレビ・シリーズのテーマ曲を担当した。メンバーのテイス・ヴァン・レールがフルートを使うことから、うっかりジェスロ・タルと勘違いしてしまう人もいたかもしれないが、このバンドには大きな違いがあった。1971年に発表されたセカンド・アルバム『II』からの鮮烈な楽曲「Hocus Pocus(邦題:悪魔の呪文)」は世界的なヒットとなり、フォーカスは見事にブレイクした。更にサード・アルバムではエレガントなメロディが印象的な「Sylvia」によって世界中で更なるファン層を獲得すると同時に、ヤン・アッカーマンも称賛の的となった。1976年にヤン・アッカーマンはバンドを脱退したものの、その後は何度かバンドに復帰も果たしている。フォーカスは現在も活動を続けている。, ヤン・アッカーマンだけではなく、70年代はみんなギター・ヒーローに憧れていた。亡きジミ・ヘンドリックスの後継者としても認められていた元プロコル・ハルムのロビン・トロワーもその一人だった。1973年にトリオ・バンドを結成したロビン・トロワーは、ストラトキャスターから奏でられる泣きのギターで素晴らしい作品をいくつも世に発表した。中でも1974年発表のソロ作『Bridge Of Sighs(邦題:魂のギター)』や1975年発表の『For Earth Below(邦題:はるかなる大地)』はヒット・チャートの上位にも登場。母国イギリスよりもアメリカでの人気が高かったプレイヤーの一人でもあった。優れたギター・バンドといえば、ウィッシュボーン・アッシュも忘れてはいけない。ウィッシュボーン・アッシュはツイン・リードのギター編成に加え、アンディ・パウエルとテッド・ターナーの二人のヴォーカリストでファンを魅了した。メロディックかつブルージーなサウンドに神話的な要素を取り入れた1971年発表の『Pilgrimage(邦題:巡礼の旅)』と1972年発表の『Argus(邦題:百眼の巨人アーガス)』はその時代の名盤として評された。あまりにも多くのファンが彼らの名曲「Blowin’ Free」のイントロを楽器店で引くことから、店によってはこの曲の演奏を禁止するところも出たという社会現象まで起こっている。アイアン・メイデンの中心人物として知られるスティーヴ・ハリスもウィッシュボーン・アッシュから大きな影響を受けた一人だった。, 次に紹介するのは所謂B級系とも言えるバンドだが、主流のアーティストに比べて個性的なバンドが多かった。かの有名なデザイナー、ロジャー・ディーンによるユニークなアルバム・ジャケットを使っていたことでも知られるオシビサはアフリカ・ガーナ系のサウンドにロックとカリブ系のグルーヴをブレンドさせたアフロ・ロック系の音楽をプレイしていた。彼らの最大のヒット曲でもあった「Sunshine Day」はさておき、注目すべきは当時のリスナーを熱狂させたデビューLPと1974年に発表されたセカンド・アルバムの『Woyaya』。初期メンバーとしてサンディ・デニーやリック・ウェイクマンも参加していたストローブスはフォーク、ロック、グラムをブレンドしたスタイルに社会的な歌詞を取り入れ、「Part Of The Union」や「Lay Down」といった楽曲でヒットした。バンドのスタイルが多彩過ぎたという点もあるが、『Just A Collection Of Antiques And Curios』(1970年発表)と『Grave New World』(1972年発表)は高く評価された。その他にアメリカ・イリノイ州出身のシンガーソングライター、エミット・ローズも忘れてはいけない存在だ。’新たなポール・マッカートニー’とも言われたエミットの楽曲は自分自身で全ての楽器を演奏してレコーディングするという手法をとっていたので驚きだ。セカンド・アルバムとなったセルフ・タイトルの作品は美しくメロディックで、バロック風なエッセンスも兼ね備えた楽曲を揃えながら1970年のヒットチャートでは29位までしか上がらなかったというのも不思議だ。紛れもなく素晴らしい才能の持ち主と言えるだろう。, 70年代後半、シーンを彩ったのは美しいハーモニーを取り入れたアメリカ・カリフォルニア出身の4人組プログレッシヴ・ロック・バンド、アンブロージア。イマジネーションに満ちたセルフ・タイトルのデビュー・アルバム(1975年発表)ではカート・ヴォネガットの詩を取り入れたシングル曲「Nice, Nice, Very Nice」や「Holdin’ On To Yesterday」が話題になった。美しいオーケストレーションや現代音楽ではダウンテンポ・グルーヴと呼ばれるようになった独特のビートがアメリカでの人気のきっかけとなっていた。デビュー翌年にリリースされた『Somewhere I’ve Never Travelled』はFM局のDJたちの間で密かなブームにもなり、更にはザ・ビートルズのドキュメンタリー映画として公開された『ザ・ビートルズと第二次世界大戦(原題:All This And World War II)』のサウンドトラックではザ・ビートルズの「Magical Mystery Tour」をカヴァーしたことによりその名を更に広めた。80年代にはソフトかつソウル風なヒットを何曲か飛ばし、バンド自体は今でも活動を続けている。, 素晴らしいバンドとして定評のあったアトランタ・リズム・セクション。ひとつ欠点だったのはバンド名がARSと簡略化されてしまったことだが、それでも彼らは成功を収めた。バンドの出身地は説明する必要もないだろう。彼らは1972年から1976年の間に5枚のアルバムを発表したものの、特に注目もされずレコードの売り上げも低迷した。しかし、1977年にソウルフルなサザンロック系の楽曲「So Into You」がアメリカのヒット・チャートでトップ10入りを果たしたことで全てが一変した。シングル曲のトップ10入りと同時にアルバム『A Rock And Roll Alternative』も大ヒットした。翌年には「Imaginary Lover」と「I’m Not Going To Let It Bother Me Tonight」も続けてヒットし、アルバム『Champagne Jam』もプラチナディスクを獲得 。その後も「Do It Or Die」等をヒットさせた他、ARS以前に二人のメンバーが所属していたクラシックス・フォーの1967年ヒット曲「Spooky」をリバイバルさせたことも話題となった。紛れもなく一流アーティストと呼べるバンドだった。, アトランタ・リズム・セクションと共通したスタイルを持つバンドといえば「Jackie Blue」(1974年)が最大のヒット曲となったAORとカントリー系のサウンドをブレンドしたスタイルを特徴としたオザーク・マウンテン・デアデヴィルズ。彼らのブギーな「If You Want To Get To Heaven」も是非聴いて頂きたい。また、サード・アルバムのタイトルを『The Car Over The Lake Album』(訳:湖の上の車のアルバム)というような少し馬鹿げたセンスを持ち合わせていたところも話題となった。1973年から1980年までアナログ時代を支えたバンドのひとつだった。, 同じ南部系のバンドで、子供の悪戯からバンド名を取ったウェット・ウィリーというバンドもいた。名前の由来はともかくとして、その音楽は一級品だった。アメリカ・アラバマ州出身のウェット・ウィリーは5〜6人の中心メンバーに加えてザ・ウィリエッツと呼ばれたコーラス隊で構成されていた。このザ・ウィリエッツにはイギリスのスター歌手エルキー・ブルックスが短期間参加していたこともある。4枚目のアルバム・タイトルにもなった簡潔でノリの良い「Keep On Smilin’」がバンドの最も有名なヒット曲となったが、バンドの真骨頂でもある荒くてファンキーなロックを堪能するなら、その前作となったライヴ・アルバム『Drippin’ Wet』を是非とも聴いて頂きたい。その他にも1972年から1973年にかけて素晴らしいアルバムを2枚発表したマナサスも忘れてはいけない。真のスーパースター、スティーヴン・スティルスを擁し、ザ・バーズやフライング・ブリトー・ブラザーズのクリス・ヒルマンをはじめ、多くの優れたミュージシャンが参加した素晴らしいバンドのひとつだった。セルフ・タイトルのデビュー・アルバムはカントリー・ロックのルーツ的な魅力を全て封じ込めた名盤となった。関係者の間では誰もが最高のバンドと高く評価していたものの、これ以上の成功を収めなかったのが不思議である。きっとファンはクロスビー、スティルス&ナッシュを望んでいたからに違いない。, 一方、アメリカから海を渡りイギリスではギタリストの名前をそのままバンド名にしたブリンズリー・シュウォーツというバンドがいた。アメリカ進出でニューヨークのフィルモア・イーストでライヴを行った際に過剰に宣伝され、厳しい評論家たちの批評の対象となってしまったことも有名な話ではあるが、その後バンドは地味な活動を続けながらもロンドンのパブ・ロック系音楽の土台ともなるカントリー・ロック&ルーツのスタイルを貫き通した。決して大きいとは言えないファン層を確立しながらブリンズリー・シュウォーツはウィングスやデイヴ・エドモンズの前座として常にツアーを行っていたが、大きな成功もなく1975年に解散。カントリー色の強い『Nervous On The Road』等、6枚のアルバムを世に残した。その後、ブレンズレー・シュウォーツのメンバーはそれぞれの道を歩み、成功を収めた者も多い。ベーシストでソングライターだったニック・ロウはダムドやエルヴィス・コステロをプロデュースした他、デイヴ・エドモンズ率いるロックパイルのメンバーとしても活躍した。また、ニック・ロウはドクター・フィールグッドの代表曲となった「Milk And Alcohol」のソングライターとしてもクレジットされている。ダウンビート系の英雄といえばスコットランドのギタリスト、ミラー・アンダーソンがいる。彼はキーフ・ハートリー・バンドやサヴォイ・ブラウン、イアン・ハンター、ジョン・ロード等、多くのアーティストの作品でブルース色の強い情熱的なギターを披露している。70年代に英国デラム・レコードの傘下にあったデッカ・レーベルからリリースされたミラー・アンダーソンのソロ・アルバム『Bright City』は意欲的であり、見事なオーケストラ・アレンジと70年代アーバンライフをテーマにした素晴らしい作品でありながら・・・全く売れなかった。それまではあまり注目されることのなかったミラー・アンダーソンのヴォーカリストとしての才能も十分にあっただけに、とても残念な結果である。, ギタリスト兼フルート奏者のアンドリュー・ラティマー率いるプログレ界のスター・バンド、キャメル。キーボード奏者のピーター・バーデンズも参加していたキャメルは1972年にMCAより名曲「Never Let Go」を収録した『Camel』でデビュー。その後はデラム・レコードに移籍し『Mirage(邦題:蜃気楼)』をリリースしてアメリカでも着実にファン層を広げた。1975年に発表されたインストゥルメンタル・アルバム『The Snow Goose(邦題:白雁)』は同名の子供向け短編小説の著者ポール・ギャリコとの闘争に発展。バンドがタバコ・ブランド“キャメル”と関係しているのではないか、というポール・ギャリコ側の誤解から生じた事件だったが、結果的にアルバム自体は予想以上の成功を収めた。その翌年にリリースされた『Moonmadness(邦題:月夜のファンタジア)』もヒットとなり、何度かメンバーチェンジを行いながらもバンドは1984年までヒット・チャートに名を連ねていた。, 次にご紹介したいのは実力派の4人組プログレッシヴ・ロック・バンド、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト。チャートのトップ40に全く入ることなく5枚ものアルバムを発表した後、遂に2枚組のライヴ・アルバム『Live』でブレイクした。長年の苦労と努力が生んだファン層によって支えられた結果と言える。彼らがリリースした数々のLPの中でも『Everyone Is Everyone Else』、『Octoberon』、『Time Honoured Ghosts』はバンドの名盤として評価されている。また、これらのアルバムに収録されている「Mocking Bird」や「Poor Man’s Moody Blues」は現代音楽ではもはや聴くことのできないような名曲と言っても過言ではない。次にサイケデリック時代に活動していたサイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンド(60年代後期にはザ・モールズとも名乗っている)が母体となって生まれ、後に70年代プログレッシヴ・ロック・バンドの代表格へと成長したのがジェントル・ジャイアント。母国イギリスではあまりヒットしなかったものの、ヴァーティゴやクリサリスといったレーベルに10年所属してアルバムを発表していたことからアメリカではファン・ベースが確立されていた。アルバム『Free Hand』はチャートでトップ50入りを果たした他、『Octopus』や『The Power And The Glory』は真の音楽リスナーたちを魅了した。, 今回のリストに辛うじて入ったのは残念な話ではあるが、最後にイギリスからもう2バンド紹介したい。スプリングは1971年にセルフ・タイトルのアルバムを発表したメロディックな5人組。ザ・ムーディー・ブルースに似せることなく、独自のメロトロンを使ったサウンドが特徴的なバンドだが、最も評価されるべき点は後にイギー・ポップをプロデュースすることとなる、温かみのある独特の歌声を披露するヴォーカリストのパット・モーランの存在だ。そしてもう一組はT2だ。T2といえば映画を想像する方が多いだろうが、伝説的なプログレ・アルバム『It’ll All Work Out In Boomland』をリリースしたのがイギリスのバンドだ。この名盤を世に出しながらメンバーがスターになれなかったのは不思議な話としか言いようがない。ニール・ヤングとデヴィッド・ボウイを足して2で割ったようなヴォーカリスト兼ドラマーのピーター・ダントン、パワフルなギター・プレイを披露してくれるキース・クロス等、聴きどころも満載だ。BBCセッションや80年代には再結成も行われながら、バンドは大きな成功を収めることはなかった。いかに70年代が幸せな時代だったかが分かるだろう。, 1969年7月5日、ザ・ローリング・ストーンズの呼び名が決定したハイド・パークでのライヴ, レインボー『Down To Earth』解説:バンド初のメジャーヒットを生み出した作品, ブライアン・メイ、高級香水「Save Me」を発売。収益金は野生動物の命を守るために使用, ハートの伝記映画が製作中であることが明らかに。脚本・監督はスリーター・キニーのメンバー, スティーヴン・ウィルソン『To The Bone』に続く6枚目のソロ作『THE FUTURE BITES』発売決定, クイーン絶頂期のオフィシャル・フォトグラファー、ニール・プレストンによる写真集が発売, 【全曲動画付】フランク・シナトラのクリスマス・ソング・ベスト20:冬にぴったりな歌声と名曲たち, U2「Beautiful Day」:『All That You Can’t Leave Behind』に収録され完全復帰を実証した名曲, About Us • Terms of Service • Privacy Policy • © 2021 uDiscoverMusic, クイーン+アダム・ランバートが「Don’t Stop Me Now」ファンビデオ制作のため映像や画像を募集, ダイアー・ストレイツ、22年ぶりに全英チャートTOP10入り:新たな6枚組CDボックス・セット発売で, クイーン+アダム・ランバート、初のライヴアルバムが全英1位。クイーンとして25年ぶり10枚目の快挙, 『Disraeli Gears』:クリームがどのようにしてサイケ・ブルースの伝説バンドになったのか, ビートルズ、ストーンズ、エルトン、ボウイらを撮影した写真家テリー・オニールが逝去。その半生を辿る, ボン・ジョヴィ『Slippery When Wet』:バンドの人生を変えた1986年の名盤, U2『All That You Can’t Leave Behind』20周年盤が発売決定。リマスターや初音源化収録のボックスも, ミック・ジャガー、ソロ・アルバム4タイトルが日本限定で初の紙ジャケで発売。初来日復刻ポスター特典も.

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